借金苦に陥れば毎日絶望
とにかくお金ほど怖いものはないだろうと私は思う。
お金というものは実に強大な力を持っていて、
それさえあれば何でも手に入るし色んな事が出来るようになる。
そして現代社会に生きる全ての人はお金の強さを認識している事でしょう!
しかしその認識ゆえに、お金というのは非常に怖い存在でもあります。
人が誰でも欲望からは逃れられず、強さや快楽を求め続けます。
そんな欲望を叶えてくれるものといえば、やはりお金です。
そして人はお金を得ようと必死になります。
そう、お金というのは麻薬なみの依存性を秘めているものなのです!
そうしてすっかりお金の依存性に虜り憑かれた人達は、
自身の稼ぎを上回るお金を欲した際に借金し借金苦に苦しみます。
そういった具合に借金をした人は、必ず借金を繰り返すようになります。
「少しずつ返せばいい」
「まだ大した事はない」
そうやって胸の内にある不安を誤魔化しながら借金を繰り返していくにつれ、
いつの間にか自分が借金をしているという感覚を忘れていってしまいます。
例えば金融会社の窓口でまとまった融資金額を手渡されても、
それは借りたお金であるという感覚より、貰ったという感覚に陥ります。
そういった具合に借金を重ねていけば、負債金額はたちまち膨大なものとなり、
気付けば毎月の返済に追われる日々を過ごす事になり借金苦は避けがたくなります。
そうなれば返済もなかなか終わりません。
毎月の利息だけでかなりの金額になっているでしょうから!
またそういった借金苦に追われる生活に陥る事によって、
色々な事に縛られる状況となってしまいます。
借金の為に転職できない、借金の為に食費を抑えなくてはいけない、借金の為に何かを売却する。
そう、借金の為に全てが面白くなくなるという事です!